物流改善の基本1倉庫レイアウトの改善方法とは?

物流倉庫では、日々荷物が出し入れされていますが、その荷物を効率良く出し入れできるかどうかは、倉庫レイアウトが関係しています。

物流改善の基本、倉庫レイアウト改善の目標

倉庫レイアウトを改善するための目標は、究極にはジャストインタイムです。倉庫に置いておきたいものが入ってきたら、すぐに所定の場所に置かれ、出したいときに必要なものがパッと出せる状態です。このことは、物流コスト削減やミス防止につながります。

次に安全性です。大きな荷物を出し入れするときに、物を荷台やフォークリフトなどで運びますが、そのときに接触事故や落下事故が起こらないように、荷物の搬送で怪我をしないようにします。理想的な目標は事故ゼロです。

倉庫の入り口付近に置くべき荷物とは?

倉庫は奥行きがあり、入口から遠くに物を置くほど、移動距離が長くなります。なるべく入口の手前に荷物を置くと、それだけ出し入れが楽になりますが、入口付近に置きすぎると、それも都合が悪くなります。

やはり、重たい荷物やよく出し入れされる荷物を入口付近に置くことが基本です。

まずは、ランクを3段階に分けて、入口付近、中間、奥と3か所に分類すると良いでしょう。