物流加工のメリット

物流加工とは、物流センターで商品にラベルを付けたり、ラッピングしたりする加工を加えることです。物流加工を行うと、店舗に加工場所や設備を設けなくてもよくなり、流れ作業で効率的に加工が行えるようになり、コスト削減につながるというメリットがあります。

3PL物流で、物流センターに荷物が一手に集められ、店舗毎のパレットに積み直して、各店舗に配送することを想定し、物流加工のメリットをご紹介したいと思います。

店舗の加工場所がいらなくなる

店舗毎に受け取った商品に値札を付けたり、ラッピングしたりする作業があったとしたら、その作業場をバックヤードに設ける必要があります。

店舗の販売面積が狭くなってしまい、その分だけ商品を展示できなくなってしまいます。

店舗の売り場の面積は広い方が良いことは、述べるまでもありません。いつも作業をしているわけではない場所を確保しないといけないのであれば、それは非効率です。

物流センターの広い場所があり、物流加工を行った場合は、店舗の売り場面積を広く取ることができるようになります。

各店舗にラベルプリンターがいらなくなる

商品にラベル付けや値札付けが必要だったとしましょう。それを各店舗で行うとなると、ラベルプリンターという専門のプリンターを設置しなければなりません。

狭い事務スペースに、ほとんど使用しないラベルプリンターを、しかも各店舗に置くとなると、効率が悪くなります。ラベルの用紙も、なかなか使い切らないし、補備を合わせて置いておく必要もあります。

また、「スペースがないから」と言って小さなラベルプリンターを置いたら、大きなラベルが印刷できなくなります。

物流加工ですと、物流センターにラベルプリンターが1台あれば事足りますので、効率的です。

店員が販売に専念できる

店員は、商品の加工よりも、顧客対応が優先です。顧客対応で忙しいときに、商品の加工をする時間がなく、その商品が陳列されずに機会損失につながる可能性もあります。

物流加工であれば、物流加工の専門スタッフが流れ作業で手際よく作業するので、各店舗の作業負荷を減らして、各店舗の生産性を高めることができます。

テスココンポは、このようなメリットの多い物流加工に対応した物流センターです。物流加工ができる首都圏の物流センターをお探しなら、テスココンポにお任せください。